発達障害を持つ女医がこころの病気と健康について語る。
よりすぐりの正しいことを発信して、どこまでいけるのかチャレンジするブログ
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発達障害女子と子育て。問題が多発する話。2020-05-21

発達障害女子、母になる 今や人生の選択肢は多岐にわたりますが、発達障害女子が母になることもあります。 発達障害だから子どもを作ってはいけない、なんてことはないですよね。 (昔は、自閉症だから、知的障害だからと不妊手術が行…


発達障害の子は性犯罪の被害に遭いやすいから気をつけて!2020-05-20

目次 発達障害の子は性被害に遭いやすい一般人に比べてどのくらい性被害にあいやすいのか?なぜ、性被害にあいやすいのか?筆者の受けてきた性被害電車の中での痴漢街を歩いていて雑居ビルに連れ込まれかける痴漢の犯人に別の場所で遭遇…


精神科の薬は太る?薬と食欲の関係。2020-05-19

目次 「精神科の薬は太るから飲みたくありません」実際に、「高血糖」を起こし、「糖尿病患者に使えない薬」があります精神科の薬のいくつかは、「食欲を上げる」作用があります一般的には太りにくい薬で太る人もいます「太る」のか「太…


ADHDで服薬している人は運転免許を取れないのか?2020-05-18

日本には、「自動車運転禁止薬」があります 今回は、発達障害に関わる話なのですが、まず前提として、「自動車運転禁止薬」の説明から始めさせてください。 日本では「その薬を飲んでいる間は自動車の運転をしてはならない」と定められ…


家族を施設に入れることについて、複雑な気持ちの話。2020-05-16

目次 大切な家族でも、一緒に暮らせないことがあるどんな病気で、家族と一緒に暮らせない場合があるか「隠したくて」私宅監置する時代は終わっているただそれでも「家で一緒に暮らしている」家族も存在する施設に入れるのは「悪いこと」…


統合失調症の症状のひとつとしての「病識のなさ」の話。2020-05-15

目次 統合失調症とは具体的な統合失調症の症状の例詳しいことは書籍を読んで理解してほしいここでとりあげたいのは「病識がない」話。そもそも「病識」ってなに?たとえば高血圧や糖尿病だったら同じことが、「統合失調症」だとここで一…


子どものころの有害体験が老年期のうつ病を増やす!?2020-05-13

子どものころにどう過ごすかが、一生を左右するお話。 今回は、少し専門的になるのですが、 「日本の小児自殺念慮と老年期うつ病の関連性:人口ベースの横断的研究」 という論文について、これは役に立つのではないかと思い、日本語で…


発達障害の女子はこうして見逃される2020-05-12

発達障害系は男子に多いとされている  有病率(DSM、ICDなどより)  小児自閉症は男子の方が女子よりも4倍多いと言われています アスペルガー症候群は8倍の確率で男子に多い 注意欠如多動性障害(ADHD)は4~6:1で…


精神科の「診断」について(DSM、ICDの話)2020-05-09

「精神科の診断」への誤解? 精神科って、先生によって診断が変わるんでしょ?    実は、昔は、そうでした  イギリスにおいて「統合失調症」と診断されている人を、アメリカの精神科医が診断を付け直したところ半数以上が「躁うつ…


自傷する子で注意したいこと(援助希求能力の話)2020-05-09

自傷する子に対する誤解 かまってもらいたくてやってるんでしょ?付き合うだけ時間の無駄だと思う。 こんな勘違いが、まかり通っている気がします。 この勘違いは、自傷している子をさらに傷つけ、そして大人かたら遠ざけます。 今回…