精神科のドクター(医者)ってメンタル強いの?
目次
「精神科のお医者さんって、メンタル強そう!」
これは、配信アプリを見ていたときに、配信者さんがぽろっと言われたことなのですが。
精神科の先生ってメンタルなんか強そう!え、そうじゃない?だってプロだし。だってそうじゃないと引きずられそうだし!
(謎の人になってますが、実物は綺麗な女性です)
まず、イメージと実態に乖離が存在する
こういう発言って、一般の人の「精神科」に対するイメージと、実際の「精神科」の実態がズレてるから起きることなのではないかな、と思います。
ただ一般の人のイメージは「精神科クリニック」には近いかもしれません。
一般の人のイメージ
どうでしょうか?私の推測、あたってますでしょうか?
ただ、ターミナル駅の近くにあるようなクリニックは、このイメージ通りかもしれません。
実際はどうなのか
「精神科医」のメンタル
じゃあ結局、精神科医のメンタルってどうなの?となると。
人それぞれですね。
としか言いようがないのですが・・・。
意外といる「精神疾患経験したから精神科医になった」人
精神疾患を乗り越えた精神科医の先生は、実際におられます。
この本の先生は、児童精神科を専門とされている方で、心の病になったことのある先生です。非常に柔らかい口調で書かれており、読みやすい本でおすすめです。
いつかお会いしてみたいなあ、と思う先生の1人です。
年数を重ねれば、持ち越さないことはできるようになる
ただし、精神科医になりたての1年目の先生は、引きずってしまうことが多いのではないかな、と思います。まだ、患者さんとの付き合いに慣れていないし、自分のする診療にも不安があり、どうしても家で、「あの患者さんどうしているだろう」と考えてしまいます。
でも、そんな先生でも5年、10年と精神科医を継続していれば、家に持ち込まないで、自分がしんどくならない診察スタイル・診療の仕方を見つけていくものです。
でも、そんな先生でも5年、10年と精神科医を継続していれば、家に持ち込まないで、自分がしんどくならない診察スタイル・診療の仕方を見つけていくものです。
私の場合はどうか
では私。みずき@精神科医の場合はどうか、お伝えしましょう。
精神科の通院歴を軽く並べてみる
自分史をあえて語る
最初に鬱になったのは浪人生のときでした。
自分が「奈落の底」に落ちていくのを感じました。
不眠になり、ひとりでいられなくなり、急に泣き出したり、いろいろありました。
18歳の5月、最初に精神科に受診をしました。
大学に入ってからは母親の代理受診などもしてもらっていましたが、
22歳のときに当時の付き合っていた相手とのトラブルから自殺企図に至り、
大学の近くの精神科に変わりました。
社会人になり、妊娠して、出産して、産後うつになって、復職して、一度休憩したり、いろいろな医者人生でしたが、今は精神科医をしています。7年目になりました。
自分が「奈落の底」に落ちていくのを感じました。
不眠になり、ひとりでいられなくなり、急に泣き出したり、いろいろありました。
18歳の5月、最初に精神科に受診をしました。
大学に入ってからは母親の代理受診などもしてもらっていましたが、
22歳のときに当時の付き合っていた相手とのトラブルから自殺企図に至り、
大学の近くの精神科に変わりました。
社会人になり、妊娠して、出産して、産後うつになって、復職して、一度休憩したり、いろいろな医者人生でしたが、今は精神科医をしています。7年目になりました。
自分のメンタルは例えるなら「高野豆腐」メンタル
そんな自分のメンタルは、豆腐のようにもろい、ともいいきれません。
意外と、打たれ強いときもあるし、かといってそれで?みたいな打たれ弱いときもあるし、
殴られて形が崩れても、気づいたら元に戻っているような感じもあるし。
・・・・高野豆腐メンタルっていうのが近いかなあ。
なんて思っています。
「お豆腐メンタル」と公言している人もいる
https://twitter.com/sakura_tnh/status/1246378729305063425
Twitterで大人気の「さくら先生」ですが、自分でお豆腐メンタルと公言されています。
でも私は、こういう紆余曲折を乗り越えてきた先生も、精神科医としては必要だと思っています。
患者になってみないと、患者さんの気持ちはわからない、そんな部分もあるかもしれません。
まとめ
今日はここまでになります。夏刈先生の本は、本当におすすめなので、ぜひ読んでみてくださいね。
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