発達障害の子は性犯罪の被害に遭いやすいから気をつけて!
発達障害の子は性被害に遭いやすい
本日は、この「発達障害のある子供と若者の間での性的暴行の被害者:外傷インフォームドケアでの対応。」という論文と、私が受けてきた性被害について、お話ししようと思います。
一般人に比べてどのくらい性被害にあいやすいのか?
少なくとも1回以上の性暴力の被害にあったことのある割合は、自閉症スペクトラム障害の女性では78%、健常女性で47.4%で、ASDの女性の被害の多さが分かります。
(引用:発達障害者への性暴力に対する実態調査)
なぜ、性被害にあいやすいのか?
この件を説明する時には、「男性とは」「女性とは」といったジェンダー理論も関わってきます。
なぜなら、日本はいまだに「男性は〜すべき」「女性が〜すべき」といった教育がまかり通っているからです。
その中で特に、下記にあげたことが性被害の温床を作っているのです。
また、一方で、自閉症スペクトラム障害の大人は、現在(2020.5)においては、幼少期に診断された群よりも大人になってから診断がついている群が多いです。
そのため、親の理解不足や虐待、学校でのいじめの被害にすでに遭っており、多くの外傷経験を体験する中から、
といったネガティブ思考が身についており、そのために性被害に遭いそうな状況になっても、「我慢」してしまったり「されるがまま」になってしまったりします。
ひょっとすると
といった思考回路に陥っている子もいるかもしれません。
また、
「恐怖」から「行動がフリーズ」してしまい、「逃げなければ」と思っても体が動かない
ということもあるかもしれません。
筆者の受けてきた性被害
このブログでは筆者の体験も少し語っていますが、私がどんな性格かを知っている人はすくないかもしれません。
一言で言うと「負けず嫌い」「勝ち気」な性格です。
でもそんな筆者でも、いろいろなエピソードを語れる程度には性被害にあってきました。
今回は、それを参考までにお話ししたいと思います。
電車の中での痴漢
胸かどこかを触られたのだと思うのですが、
「あ、これが痴漢なんだ・・・」と妙に納得して、身体が固まり、降りる駅までされるがままでした。
中学高校は混んでいる時間帯に電車に乗りませんでしたが、
予備校生の時は、
「車両を変えてまで私を追いかけてくる痴漢」や
「私が他の人に触られていると守ってくるけど自分も触ってくる」ような痴漢がいました。
うつがひどい時は、本当に「何もできずになすがまま」でした。
少しうつが良くなってから反撃を始め、
ジーンズのチャックを抑えておき、
それに手をかけた瞬間に相手のみぞおちにパンチを喰らわせてました。
警察沙汰は2回。一度示談金で30万円いただいたこともあります。
でもそれでも、警察には『あなたに隙があるから痴漢に遭うのだ』と説教されました。
今はこういう刑事さんが、減っているといいのですが。
街を歩いていて雑居ビルに連れ込まれかける
痴漢の犯人に別の場所で遭遇、車に連れ込まれる
予備校講師を信用したらいきなりキスされる
私はてっきり、「ああ、全員にこういうサポートをする先生なんだ」と思いました。
しかし、そうではなく、「教えてあげるよ」と呼び出され、押し倒されました。
キスされるだけで逃げられたのは幸いでしたね。
(数年後、その講師は他にも余罪があったらしく週刊誌ですっぱ抜かれてましたね)
性被害から発達障害の子を守りたい
私は、世の中から性犯罪がなくなればいいのに、と切望しています。
でも、きっとそんな世の中などこないことも、どこかでわかっています。
でも、性犯罪・性被害から発達障害の子を守りたい。
そのための具体策を以下に書いていきたいと思います。
まずは自分でできることから
自分でできることも、いくつかあると思います。
正当防衛にも限界があります(汗
これはもはや閑話休題的なネタなのですが、「黒帯」になると、相手が武器を持っていなかった場合、正当防衛が通らないことがありますので、護身術が楽しくなって格闘技を極める際にはご注意ください(笑)
性被害にあったら、きちんと警察に相談しよう
あとは、やはり「性犯罪に遭ったら」「誰かに相談」して、「警察に届け」ましょう。
犯罪者がのさばってしまうのも、「どうせ警察に届けられることなんてない」とたかを括っている部分があるように思います。
そして、性犯罪の被害の傷はとても深いものなので、きちんとしたケアを受けてください。
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左の本は支援者向け、右の本は当事者向けです。あなたの少しでも助けになれば。
まとめ
今日は以上になります。ひとりでも、犯罪の被害者にならないで済むように祈ります。
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