精神科医のすすめる「効率良い学習方法」
効率良い学習方法は、すでに研究され尽くしている
今回、私が読んだ本はこちらになります。
この本を読んでわかることは、現在の学習法がどれだけ間違っているかということ。
現在の学習方法
- ひたすらに一つのことを集中して取り組む
- 「覚えるまで〇〇させてあげない」などの意味のなさ
- 「テストをしない」ことで学習効果がアホみたいに落ちる
- 一夜漬けをした勉強はすぐに忘れる。笑えるほど忘れるのが早い
なんだろう、この、現在の大人が「ずっとやってきた勉強法」の全否定。
テストは忘れにくくするために行う
みなさん、テスト嫌いでしたよね?私も嫌いだったからよくわかるんですけど、
「テストの点数だけでは評価されない俺様の魅力」
とか、語りたくなってませんでしたか?
でも、テストにも全く役割がないわけではないんです。
どうでしょうか?テスト、大事!って思えてきませんか?
思い出すことは、テストだけじゃない
この直前に書いたテストのことを「想起練習」というのですが、
要するに、「思い出すことで更なる学習効果」を狙っているわけです。
テスト以外に使える方法
- 同学年の友達と、わからない点を教え合う
→これ、かなり理想的な勉強方法です。教える側だけじゃなくて、教える方にもメリットがあることになります。 - とりあえずわからないとわかっていても「歳の離れた兄弟」や「ペット」に自分が勉強したことを伝えてみる
→理解させようとする必要はありません。この場合は自分の口から学んだことが出てくるのが大事なので、相手がちんぷんかんぷんでも構いません。幼少の兄弟であれば泣かれたらやめましょう。 - 参考書を見ずに、自分が覚えているところについてノートに書きまくる。
→これをするとノートから漏れていることは自分が覚えていないことなのだと認識できます。 - 学生時代に習ったことのあるはずの親に向かって議論を持ちかけてみる
→親も忘れているはずなので、お互いバカにするようなやり方ではなく、知識を深めていくような勉強ができるとなお良いです。
タブレットではできないことがある
タブレット学習、あそこでもここでもお勧めされてでもよくわからない、という方は、
まずは自分でできそうなところから始めて見てはどうでしょうか。
学校のものではない「テスト」を自分で作る
赤字にしたいレベルなんですけど。
テストの出題者になって問題を作ってみる、ってすごくいろんなことを考えます。
算数だけではなく「国語の問題」とか、非常に読み込めている子しか無理ですし、
「受験というのは意地悪な設問をあえて聞いてくるものなのだ、
といった小学生などが陥りそうな性善説ではなんともならないこともわかるかもです。
まとめ
ちなみにこれは、大人向きの本です。
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